
(オキシクリーンで黒カビが落ちない?)
- オキシクリーン使っても黒カビ落ちない!
- 黒カビが落ちない原因ってなんだろう?
- 洗濯槽ってオキシクリーンできれいにできるの?
オキシクリーンを使っている人で、このような悩みはありませんか?
オキシクリーンは酸素系漂白剤に分類され、活性酸素の力で汚れを落としてくれます。
しかし、オキシクリーンを使っても黒カビが落ちないという意見があるのも事実です。
私も同じ悩みを持っていましたが、オキシクリーンの正しい使い方を知ってから黒カビを簡単に撃退できるようになったんです。
この記事では、オキシクリーンで黒カビが落ちない原因、掃除場所別で黒カビに効果的な対処法を紹介します。
最後まで読めばオキシクリーンの正しい使い方がわかり、黒カビを見つけても簡単に撃退できますよ。
ぜひ読んでいってくださいね。
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この記事の目次
オキシクリーンとは?

(オキシクリーンってなに?)
漂白剤には2種類あります。
- 酸素系漂白剤
- 塩素系漂白剤
オキシクリーンは酸素系漂白剤に分類されるアメリカで誕生した漂白剤です。
オキシクリーンの主成分の過炭酸ナトリウムが、お湯に溶けると活性酸素を出し、汚れや匂いを吸着し除去してくれます。
この活性酸素は、黒カビの色素を漂白してくれるのでお風呂場や洗濯機、衣類の漂白に効果的です。
塩素漂白剤のようなにおいや、色素を落とすほどの漂白力はないため「洗濯のときに洗剤と一緒に入れる」「溶液をつくり、よごれた衣類を漬け置きする」などのふだん使いができます。
過酸化ナトリウムは水にとけると無害の物質に分解されるため、塩素漂白剤より安全性が高いのも特徴です。
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オキシクリーンで黒カビが落ちない原因3選

(オキシクリーンで黒カビが落ちない理由3つ)
オキシクリーンは正しく使うことで黒カビを落とせます。
しかし、なぜオキシクリーンを使っても黒カビは落ちないのでしょうか。
オキシクリーンで黒カビが落ちない原因は主に3点あります。
- 溶液の温度が低い
- 溶液を作ってから時間が経っている
- オキシクリーンの分量が少ない
ひとつずつ見ていきましょう。
溶液の温度が低い
溶液を作るときは温度にも気をつけましょう。
黒カビは40℃で飼育が止まり、50℃になるとほとんどの菌糸が死滅します。
しかし、溶液の温度が低いと黒カビが死滅せず、過酸化ナトリウムの漂白の効果も期待できません。
温度が下がることも考えて60℃のお湯で溶液を作り、蓋をして60〜50℃を保てるようにしてください。
溶液を作ってから時間が経っている
溶液を作ってから時間が経つと、汚れを落としてくれる活性酸素が弱まります。
「先に溶液を作っておいて、あとから洗濯物を入れよう」
このような使い方をしていませんか?
バケツにオキシクリーン、洗濯物、お湯の順番で入れると活性酸素の効果が最大限に生かされるので、意識してみましょう。
オキシクリーンの分量が少ない
オキシクリーンは、適当な分量で入れると効果が弱まります。
正しい量を入れることで、漂白の効果が期待できるでしょう。
例えば、オキシ漬けならお湯4リットルに対して付属スプーン1杯が目安です。
もし、分量がわからないときは、オキシクリーンのパッケージや、ホームページを見てくださいね。
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オキシクリーンはこう使う!掃除場所別の効果的な対処法

(オキシクリーンの掃除場所別の対処法)
オキシクリーンはお湯の温度や入れる量、入れるタイミングで効果が出にくいことがわかりました。
そして、ここからはオキシクリーンの黒カビを落とせる、効果的な対処法を3つの掃除場所別に紹介します。
- カーテンや衣類
- お風呂
- 洗濯機
さっそく見ていきましょう。
1. カーテンや衣類
カーテンや衣類の黒カビが落ちないときは、オキシ漬けを行いましょう。
オキシ漬けとは、オキシクリーンに漬け置きすることでカビや汚れを落とす方法です。
オキシクリーンは色柄物にも使えるので、カーテンや衣類を洗うのに適しています。
オキシ漬けの手順はこちらです。
- バケツに50度前後のお湯を(2リットル)入れる
- 付属スプーンの半分の量のオキシクリーンを入れて溶かす
(4リットルで1杯が目安) - 1時間ほど漬け置く
- 通常の洗濯を行う(汚れがひどい場合はこすり洗いをする)
カーテンをオキシ漬けする場合は風呂釜を使うとやりやすいですよ。
※分量は日本版オキシクリーンのものです。
2. お風呂
オキシクリーンでお風呂の黒カビを落とすには、パック洗いがおすすめです。
お風呂のドアパッキンや床の隅に、普段の掃除では落ちない黒カビはありませんか?
そんな黒カビには、オキシペーストを使ったオキシパックで撃退しましょう。
オキシパックの手順
- オキシクリーンに、お湯をまぜながらペーストを作る
(粘着性がある方が黒カビに吸着するので少しずつ混ぜて調節してください) - 黒カビの気になる箇所にペーストを塗る
- 1時間おく
- ブラシでこすりながら水洗いする
※ オキシペーストは作り置きすると効果がなくなるので、使う直前に作りましょう。
3. 洗濯機
洗濯機の黒カビにも、オキシクリーンを使いましょう。
洗濯機の中から、黒いカスが出てくることはありませんか?
実はこれ、洗濯槽内に溜まった汚れや黒カビなんです。
オキシ漬けで除去しましょう。
洗濯機のオキシ漬けの手順
- 50度〜60度のお湯を洗濯機にいれる。
- 分量のオキシクリーンを入れる
(6kgの洗濯機だと水量約60リットルなので15杯くらい) - 洗いコースで洗濯機を5分間まわしてから、6時間放置
- 浮いてきたカスをゴミ取りネットでとり除いたのち、排水する
- 通常の洗濯コースかあれば洗濯槽洗浄コースを行う
- 汚れがなくなるまで繰り返す
※2〜3か月に一度行うのが効果的です。
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それでも黒カビが落ちないときの対処法

(どうしても黒カビが落ちないときの対処法)
オキシクリーンを使っても汚れや黒カビが落ちないときは、オキシクリーンの酸化力が汚れよりも弱い可能性があります。
まずは、オキシクリーンの量を増やしてください。
それでも落ちないようなら塩素系漂白剤を使いましょう。
酸素系漂白剤が弱アルカリ性なのに対し、塩素系漂白剤はアルカリ性で、より強力な酸化力があります。
そのため、色柄物には使えず、多用すると生地を痛めるので注意が必要です。
最後の頼みの綱として使ってみてください。
カビキラーやハイターは上手に使い分けよう
オキシクリーンでも落ちない黒カビ汚れがあれば、部分使いでカビキラーやハイターを活用しましょう。
カビキラーやハイターは塩素系漂白剤です。
(ワイドハイターは酸素系漂白剤なので注意)
取り扱いに気を付けて使えば頑固な黒カビや汚れにとても優秀です。
黒カビを落とす手順としては以下になります。
- いつも通りの洗濯、掃除をする
- こすり洗いをする
- オキシクリーンを使う
- カビキラー・ハイターを使う
衣類やお風呂を傷めすぎないように、まずは弱い洗浄力のものから試してください。
正しい手順で黒カビも上手に撃退しましょうね。
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